水虫の基礎知識と悩み解消

水虫の節操の無さは凄い

 

 

水虫には生意気な事に結構好き嫌いがあるらしく、同じ皮膚の角質でも暖かくて湿っている様な感じの場所にある角質部分に住み着いてしまい、そこにあるケラチンと言う物質を栄養にして繁殖、増殖していきます。

 

また、水虫と言うとイメージ的には足に出来てしまうと言う感じがありますが、水虫が生息する上で条件さえ良ければ体の至る所(腕だったり、顔だったり、手だったり、陰部だったり)に感染していきます。

 

ここに書く表現は医学的に言ったらちょっとおかしいかもしれませんが、水虫の元となる白癬菌が足に付いてしまうのが「水虫」、手や顔に付いてしまうのが「たむし」、陰部なら「インキン」と言う様に場所によって言い方が変わりますが要するに同じ水虫の事を指していると言って良いと思います。

 

近年においては身体を清潔にする人が増えてきた為に「たむし」等に感染する人は減ってきました。
反面、足に出来る水虫は全く減っていないと言うのが現状の様です。

 

では、こう言った水虫と言う病気は怖い病気なのでしょうか?そりゃ出来てしまったら厄介な病気かもしれませんが、あまり恐がる必要はない病気だと思います。

 

水虫は身体に対して大した悪い事をしないので、良いのですが、その後が問題なのです。指と指の間が赤く腫れ上がったり、皮がポロポロと剥けたりしてしまうのですから。そこから色んな病原菌が入ってしまう事の方が怖いので、やっぱり水虫になったら専門医に診せて適切な処置をしてもらった方が良いと思います。