水虫の基礎知識と悩み解消

手の水虫に関して

 

 

水虫は足に出来ると言うイメージがあると思いますが、手にも出来るってご存知でしたか?

 

 

手の水虫の事を「手白癬」(てはくせん)と言う様に呼んでいますが、「趾間型」と呼ばれる指と指の間に出来る水虫は、あまり出来る事はありません。何故かと言うと足の指と違って手の指はかなり広がるからです。では手の水虫はどう言うタイプが出来るかと言うと、角質が厚くなる「角化型」と水膨れが出来てしまう「小水疱型」がよく見られると思います。

 

 

手に出来てしまう水虫の殆どは「角化型」と呼ばれるタイプの物で、出来る場所は指の付け根部分の辺り、手の平全体にかけて、そして指も水虫になる可能性があります。角化型の水虫にかかってしまうとどう言う症状が出てくるかと言うと、手の皮が厚くなってきて、その部分が硬くなります。これは足の症状とも一緒なのですが、その部分がガサガサっぽくなってポロポロと皮が剥けたり、ヒビが入ってきたりするような感じになります。

 

 

手に水虫が出来る人も結構いるのですが、足に出来る水虫よりも水虫だと言う事に気付きにくく、単に手が荒れているだけと勘違いする場合が多い様です。こう言った場合、片手に症状が出る場合が多いのでちょっと気に留めておくと気付きやすくなるかもしれません。

 

 

また主な症状である痒みは、手の場合にはあまり感じる事がないので余計気付きにくいかもしれませんね。手に水虫が出来てしまった場合、足から感染して来るケースもあるみたいなので、足にも水虫が出来ていると思っても良いと思いますよ。